TOHO
COLUMN
東邦コラム
2024.04.19
その他
季節を味わう
日本には恵まれた自然と美しい四季がありますよね。
そして、より細かく季節を分ける二十四節気と七十二候があります。
季節の移り変わりが愛おしく感じる素敵な表現に心惹かれます。
春の二十四節気-七十二候 を一部ご紹介します。
暦での春は節分が終わってから。立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨と季節を進めていきます。
2/9-2/13頃:立春次候-黄鶯睍睆(うぐいすなく)
鶯が鳴く練習を始める頃
3/10-14頃:啓蟄次候-桃始笑(ももはじめてさく)
桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃
3/15-19事:啓蟄末候-菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
さなぎが蝶に生まれ代わり、ひらひらと舞う、また菜の花が咲いている頃
3/25-29頃:春分次候-桜始開(さくらはじめてひらく)
全国で桜の開花が始まる頃
3/30-4/3頃:春分末候-雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
季節の変わり目で大気が不安定になる頃
4/14-4/18頃:清明末候-虹始見(にじはじめてあらわる)
雨上がりに虹が見える頃
春が終わりに近づき、夏に向かうサイン
4/25-4/29頃:穀雨次候-霜止出苗(しもやみてなえいづる)
霜の心配が少なくなり、苗がすくすく育つ頃
田植えの準備が進み、空や雲を映す水鏡が現れて綺麗ですよね。
4/30-5/4頃:穀雨末候-牡丹華(ぼたんはなさく)
牡丹が咲き始める頃
春の終わりを知らせる花として季節の目安にされてきたそうです。
目まぐるしい毎日ですが、少し意識することで、季節を五感で楽しめて、なんだかわくわくしてきませんか。