TOHO
COLUMN
東邦コラム
2023.07.04
メンフクロウとは
「メンフクロウ」は、フクロウ目のメンフクロウ科に分類される フクロウ の一種です。
南北アメリカやヨーロッパ、アフリカや東南アジア、オーストラリアなどに多く生息しています。
和名となる「メンフクロウ」は漢字で表記すると「面梟」となります。
これはメンフクロウがまるでお面をかぶっているかのように見えることから、このような漢字が当てられました。
メンフクロウといえば、その聴覚の高さにも目を見張るものがあります。
それは当然「顔盤」のおかげでもあるのですが、それ以外にも聴覚が高い理由があるのです。
「顔盤」とは、一種のパラボラアンテナの役割を果たすものです
写真ではどこにあるかわかりづらいのですが、メンフクロウの耳は左右の位置がわずかにずれています。
このように、メンフクロウなどは、左右の耳の位置が微妙にずれていることで、音を立体的に聞き取ることができるのです。
ちなみに、耳の位置だけではなく、耳の中の穴の奥行きも左右で異なります。
このことにより、左右の耳からの音の違いで、対象物との距離感や方向を正確に把握することができるのです。
メンフクロウの一般的な価格は、成鳥で約10~20万程度となります。
取扱いショップや、メンフクロウの状態によっては、40万近くになる場合もあります。
是非興味のある方飼ってみてはいかがでしょうか?