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COLUMN

東邦コラム

2025.03.05

その他

グラフィティ

グラフィティ

7年ぶりに帰国しました。
そして、地元に帰るのは13年ぶり。

 

楽しかったけれど、記憶に残っている風景とは違っていました。
友達は世界中に散り、自分が青春を過ごした場所は、もはや「ふるさと」ではなくなってしまったように感じました。

 

しかし、地元が変わっても、グラフィティの練習風景は昔と変わっていませんでした。
時代が変わっても、次の世代の誰かが町のあちこちでグラフィティを練習しているのです。

 

グラフィティは、深夜1時頃に始まり、朝5時までには終えることが多く
交代しながら作業を続け、完成まで描き続けるようです。
特に大きな作品は目を引くものが多く、ギャングによるものではないかと言われることもあります。

 

画像の作品は、ビギナーが描いたもののようでした。
それを眺めながら、昔の記憶が次々とよみがえり、懐かしさが込み上げてきました。

 

なお、本コラムは決して犯罪行為を推奨するものではなく、あくまで観察した出来事を客観的に記したものです。
グラフィティという文化の一面を伝える意図であり、政治的・思想的な意図は一切ありませんので、
その点をご理解いただければ幸いです。