TOHO
COLUMN
東邦コラム
2024.10.16
自動車関連
アバルト595 コンペティツィオーネ
先日、試乗出来る機会に恵まれワインディングを走ってきました。
大変面白いクルマでしたので皆さまにご紹介です!
ベースとなるフィアット500はご存知の通り、取り回し重視の小型車です。
高い重心からして走りを重視した設計ではありません。
それを硬い脚とハイグリップタイヤでグイグイ曲げて
180馬力のターボエンジンで前から引っ張られる感覚。
それなりに凝ったFRレイアウトのクルマなどと比べると
前掻きのアバルトはパワーあるだけにかなり粗雑な乗り味。
まるで香辛料をバシバシ振りかけたかのような…!
しかしアバルト 決して良いとこばかりではありません…
基準車と比べると小回りが効かなくなっていたり
フィアット500 最小回転半径4.7M
アバルト595 最小回転半径5.4M
↑乗ると車格の割にアレっ?と戸惑います。
カッコいいSABELTシートは結構硬いので腰を痛めてしまいました、、、
↑これは個人的に身体にあわなかっただけかな..
けれども心配はご無用!
レコードモンツァと呼ばれるマフラーが
些末なウィークポイントを物理的に掻き消してくれます
不良っぽさ満点のバラバラ音を撒き散らしてです!
ちびっこギャング的キャラクターが成立していて
それでいて不安を抱かず乗れる感覚。
「ディーラーで買えるチューンドカー」こんな言葉がピッタリかと!
試乗車は2ペダル(デュアロジック)でしたが、0発進時のダラッと
半クラ状態がある独特の感覚、シフト時のシャクリに癖があります。
デュアロジック使いになるか、3ペダルで操るか…贅沢な悩みです。
個人的には左ハンドルMTが欲しいですね!