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COLUMN

東邦コラム

2025.03.24

その他

20年振り

20年振り

オジサンと若者が橋から早咲き河津桜を観ているこの写真、

本コラムをお読み頂いている皆さんは少々気分を悪くされているかもしれません。

つい先日、20年振りの慰安旅行に参加した際、当社の新規事業部責任者が撮影したワタクシお気に入りの1枚なのでお許し頂きたいと存じます。

 

旅の目的地は、当社が渾身のプロジェクトを展開する伊豆半島の南端、南伊豆町。

この写真は、そのプロジェクト用地から徒歩数分の土手に咲く、河津桜の美しさに時間を忘れたオジサンが会話も交わさず、ただ見とれているところを撮られたものです。

 

3月も中盤に差し掛かろうとする出発の日、関東地方の天気は小雨

昼過ぎに出発した社員33名を運ぶ7台の車は順調に伊豆半島を南下していました。

 

目的地まであと1時間という地点に差し掛かったとき、雨に少しづつ白いものが混じり数分走ったところで景色は一変し白銀の世界に、

冬用タイヤを装着していないワンボックスの後部座席に乗車していたワタクシは、山坂道で横滑りした瞬間、無言でシートベルトを締めました。

 

そう、ここは天城峠、標高700mを超える難所、石川さゆりが「あなたと越えたい」と唄っている天城越え、

3月とはいえ侮ってはイケナイ。

 

車内が緊迫し乗員9名は一言も発さない。

慎重にハンドルを操作する新規事業部責任者、その雪道を約30分間走行し天城トンネルを抜けようやく雪が雨へと変わり、そして目的地に到着。

 

温かく迎えてくれた宿の方、夕 美味しい海鮮と酒、朝 伊豆の干物、昼 石窯ピザ、どれも良かった。

 

帰路は、昨日の積雪も溶け無事に関東支社に帰社。

 

楽しい旅に仕立ててくれた幹事に感謝、

ありがとう。