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COLUMN

東邦コラム

2024.04.18

その他

意外な効果

意外な効果

もともと読書が好きで、様々な本を読んできましたが、ここ数年はもっぱら絵本を手に取ることが多くなりました
読み放題のサブスクがあるWEBサイトなども魅力ではありますが、私はやはり厚みのある本の重みを感じながらページをめくる方を好みます。
最寄りの図書館や書店の絵本コーナーも楽しいですが、時間がある時は中之島にある「こども本の森」へ入場予約をとり、足を運びます。
赤ちゃんから大人まで楽しめる物語の聖地と称され、世界的な建築家の、安藤忠雄氏により設計・寄贈された外観も内装も素敵な施設です。
木製の大階段を降りると壁一面、天井まで本棚いっぱいの絵本が並んでいる景色は壮観で、わくわく感が増します。

1冊を読み終えるために要する時間はほんの数分程度ですが、
絵本は子供向けに書かれたものが多いからこそ、多くの「教え」や「気づき」が含まれているなと感じます
ほんの数行の文字からなるページには、人間関係をスムーズにするための教訓だったり、
時には哲学的な発想が込められていたり…
時にはユーモアたっぷりな世界に想像を膨らませ現実逃避してみたり…
海外の絵本からは文化の違いや平和の尊さを感じたり…
カラフルな絵と素直な言葉でつづられたメッセージはストンと心に届きます

絵本を読むことは、直感的に見て感じる「右脳読書」なのだそうです。
「読む」ではなく、「見る」に近い行為で、
文章を一行一行しっかり読みながら、時には立ち止まって考えながら行う「左脳読書」とは全く違い
右脳が活性化し、集中力を高め、同時にリラックス効果ももたらすとのこと。
癒しの時間に絵本、おすすめです。