TOHO
COLUMN
東邦コラム
2023.04.05
その他
林道の風情
『林道探索』についてお話しします。関西では、兵庫、奈良、大阪、和歌山とたくさんの林道があります。これは林業の方がお仕事で使われていたり、各行政の方の山の管理、または昔は国道として使われていた道が、高速道路の発展などで使われなくなり、酷い道すなわち『酷道』となったところを車やバイクで走りに行ったりします。
林道を走ると、春夏秋冬を感じれます。
僕が行く林道は、あまりハードではなく、誰でも気軽に走れるところです。後は自分であれこれ足回りをいじったり、スープアップしたりするので、それの効果を試しに行ったりしています。
林道はある程度地図を見て、ここから入ればここにつながっているという計画を立てて走ります。行く山々でいろんな表情があるので、木が倒れていたら退かしたり、切ったりもします。
いつも行くのは氷ノ山からハチ北に抜けるルートです。ここはラングラーでも行けるし、ある程度ゴロタ石の道があったりと運転も楽しめるスポットかと思いますので、4wd乗りの方は是非行ってみてください。
【ぶなのしずく】
ブナ林のある氷ノ山のふもとに湧き出る湧き水で、微生物や有機物に汚染されていない極めて綺麗な水です。ミネラルが含まれており、やわらかい口当たりです。水温12から13℃位で、いつもこれを組んで林道ランチに使っております。
また、養父の銘酒『仙櫻(せんさくら)』使用されてるようです。
春になると、カナヘビやアオダイショウ、イノシシやシカにも出会えるのも、サファリ気分を味わえます。
いつもここまで上がってからランチになります。ここは秋になるとススキが綺麗なスポットになり、山々を一望できます。
林道抜けて、ランチとコーヒータイム。
日ごろの疲れを癒してくれる時間です。
林道の良さは何か?と聞かれると、色々ありますが、林道ならではの風情と仲間との協力が1番の良さかと思います。
酷道を運転する『運転』を楽しむ。
森の奥地でのんびりご飯を食べる。
毎回違う林道の風情。
仲間との協力、支え合い。
いつものメンバーにて、ぬかるみにハマって助け合いながら林道を行くのが毎回毎回楽しく思います。また車によってスペックも違うので、良さを活用しながらどんな道も行けると思います。林道を走るのが意外と簡単で楽しいと思って頂ける方が増えたら嬉しいと思います。
ありがとうございました。