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東邦コラム

2025.04.24

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【BMW・ベンツ・アウディ|部品のプロが教える「売れてる部品」ベスト5!】

【BMW・ベンツ・アウディ|部品のプロが教える「売れてる部品」ベスト5!】

輸入車のメンテナンスで気になるのが「どの部品がよく壊れるの?」「修理にお金かかりそう…」という不安。
実際、BMW・ベンツ・アウディといった人気欧州車は、乗り心地やデザインの良さの反面、メンテナンスコストが国産車より高くなる傾向にあります。

今回は、「よく売れる=よく交換される」部品をベスト5形式でご紹介!
車検や点検の際にも「この部品、そろそろ…?」と参考になるかもしれませんよ。

■第1位:ブレーキパッド/ブレーキローター

  • 理由:欧州車特有の重厚な車体+強めの制動力が求められるため、摩耗が早い。
  • 目安交換距離:2〜4万km
  • 現場の声:「特にBMWとVWはリアの減りが早く、車検ごとに交換してるケースも多い」

■第2位:サスペンション周り(ショックアブソーバー、ブッシュ類)

  • 理由:日本の道路事情と欧州設計の足回りがミスマッチでガタが出やすい。
  • 対象モデル:BMW 3シリーズ、アウディ A4/A6、ベンツCクラスなど
  • 豆知識:「ブッシュ劣化は見落としやすく、異音トラブルの原因にも」

■第3位:ウォーターポンプ/サーモスタット

  • 理由:樹脂製部品が多く、経年劣化で冷却水漏れを起こしやすい。
  • 注意点:冷却系の不具合はエンジンブローにもつながるため早期発見が重要。
  • コメント:「輸入車の“オーバーヒート警告”は即ピットインが正解」

■第4位:エアサスペンション(特にSUV・高級グレード)

  • モデル例:ベンツSクラス/GLE、アウディQ7、BMW X5など
  • 故障症状:片側だけ車高が落ちる、ふわふわ揺れる
  • 価格感:1本あたり10〜20万円も珍しくない
  • コメント:社外品の選択肢も増えてきている

■第5位:ドアロックアクチュエーター(電気系統)

  • 特徴:ロック/アンロックができない、誤作動するなどトラブル頻出。
  • 対象モデル:BMW 1〜5シリーズ、ベンツEクラス、アウディA6など広範囲。
  • 最近の傾向:「部品供給が不安定な時期もあり、在庫確保が鍵」

いかがでしたか?
高性能な輸入車でも、消耗品や弱点は存在します。

ですが、定期的な点検と信頼できるパーツ選びをすれば、長く快適に乗ることが可能です。

また、最近では純正品だけでなく、信頼性の高いOEM・社外部品も多数流通しており、選択肢の幅も広がっています。

「部品に詳しくなる=クルマをもっと楽しめる」
ちょっとマニアックな世界に足を踏み入れてみるのも、輸入車オーナーの醍醐味かもしれませんね!