TOHO
COLUMN
東邦コラム
2022.08.23
その他
癒し
実家に帰省した際には、早朝の浜辺に散歩に出かけます。
誰もいない砂浜に腰をおろし、穏やかに揺れる水面や白波を立てては消えていく波打ち際を「ぼ~」と眺め、
波音に耳を傾ける時間を過ごします。
寄せては返す波音は不安やストレスを一緒にさらってくれるようで、とても癒され、とてもリラックス
した気分にさせてくれます。
海の持つ青い色を見ると、脳内で副交感神経が優位に働らき、
血圧や脈拍・体温が下がり、呼吸もゆっくりになり心を鎮め落ち着かせる効果があるそうです。
浜辺は、絶えず押し寄せる波が放出する大量のマイナスイオンに満たされています。
マイナスイオンには 血行を促進し、体内の酸素が増える効果があり
リラックスして多幸感をあたえるといわれています。
波音は母親の胎内音に近いと言われ、波音をきくことで母親の胎内回帰をしたような安心感を覚え、
リラックスできるとも言われています。
一定の規則性を保った中で微妙に変化する波のリズムは「1/fのゆらぎ」と呼ばれ、
これを脳が感知することでα波が出て心をリラックスさせてくれる効果があるそうです
そしてサンサンと輝く太陽には脳を活発に働かせる神経伝達物質の分泌を促す効果があり、
不安や憂うつが解消しやすくなり、抱え込んでいるストレスを軽減してくれる働きがあるそうです
海の癒し効果には科学的な根拠もたくさんあるようですが
かなたの水平線をながめ、大きな空を見あげ、自然の雄大さを感じ、ちっぽけな自分を認識することで
日常から解放され、心が軽くすっきりした気分になれるのかなと私は思います。