TOHO
COLUMN
東邦コラム
2020.01.09
自動車関連
昨今の自動車事情
時代の変化とともに、車に対する価値観や車を所有する目的は変化しています。
一昔前なら車を所有することがステイタスの象徴であり、なかでも高級外車等は憧れの存在だったと思います。
フラッグシップモデルには最新の技術が詰め込まれ、大排気量でパワフルなエンジンを搭載する
なんてことでメーカーがこぞって競い合った時代が終わり、安全、安心、そしてECOを追及する時代が到来しています。
衝突軽減ブレーキや発進時ペダル踏み間違え加速抑制装置、オートクルーズ機能が様々な車に搭載され、
エンジンもガソリンからPHV/PHEVといった電気モーターを使用したものや、クリーンディーゼル等環境に配慮されたモデルのラインナップが充実してきました。
自動運転技術も発展し、完全な自動化に向けてメーカーが共同研究を行っていることも度々報じられます。
メーカーが車の安全性能を高めている反面、ここ数年以前にはなかったタイプの交通事故がニュースで報じられることも多くなりました。
アクセル/ブレーキの踏み間違い等による高齢者ドライバーの事故、あおり運転による事故、エンジン音の無い電気自動車による犯罪や事故などです。
如何に自動車が進化し、安全で快適に運用できるようになったとしても、
自動車は危険な乗り物であり、運転には技術が必要であるということを忘れてはいけません。
どれだけ自動車の技術が進歩しても、自動車の性能に頼るのではなく、ドライバーの技術を高め、常日頃から安全に配慮した運転を心掛けたいものです。