TOHO
COLUMN
東邦コラム
2020.08.04
自動車関連
クーラント
現在の水冷エンジン 燃焼室の周りに水路が設けられおり、そこを通る水でエンジンを冷却させる仕組みです。そこを通る水はただの水ではなく、クーラントと呼ばれる液体が使用されています。
クーラントにはエチレングリコールやプロピレングリコールなどの成分が含まれており、配合された防錆剤で部品の錆による不具合の防止や、凍結による水詰まりや膨張による破損を防止する働きがあります。その為、クーラントの代わりに真水の使用はしない方がいい。また、異なる製品のクーラントを混ぜて使用すると製品により配合されている成分が異なるので、著しくクーラントの性能を低下し、凝固してしまって経路が詰まってしまう恐れもあります。
クーラントと部品の性能が向上したことにより交換サイクルが長くなりましたが、日常的にクーラントの量や漏れを点検することがとても大切です。
当社は各車種クーラントを取り揃えておりますので是非ともご用命ください。