TOHO
COLUMN
東邦コラム
2020.02.01
業界関連
大変革期
現在の自動車業界は、100年に一度と言われる大変革期を迎えています。
2021年10月以降新車として販売された車輌(輸入車は1年遅れ)は車載式故障診断装置(OBD)を活用した検査の対象となり、2024年よりこの制度は始まるといわれています。
先進安全技術の進歩による交通事故の減少、性能向上による整備需要の減少、ハイブリッド車・電気自動車が普及することで補修部品の減少もしくは今以上の整備需要の拡大の見方がされています。只、整備需要の拡大が有った場合も整備を行う側には、一定の投資(人材・設備)が必要となり、機械的な故障よりも電気的な故障が多くなるとの見通しで故障診断も難解になることが予想されます。
と心配事を色々と書きましたが、新しい時代というのはビジネスチャンスでもあります。
先進安全技術等の導入による車輌価格・部品価格・作業工賃の高騰や今までにない商材の需要、全く新しい整備メニューというものも生まれる可能性があります。
今後出てくる情報に注視し、私共として提案できる何かを常に探しまして、この大変革期をお客様と共に乗り越える事が出来ればと考えています。
ワールドパーツ 中西