TOHO
COLUMN
東邦コラム
2024.08.05
その他
オカピ
皆様、オカピとは御存じでしょうか?
哺乳綱偶蹄目(鯨偶蹄目とする説もあり)キリン科オカピ属に分類される偶蹄類。
コンゴ民主共和国中部および北部・東部に生息しており、ウガンダでは絶滅しております。
体長はおおよそ2mから2.5mで体系は馬に似ており、
胴体は黒褐色からやや明るい茶色。四肢にはシマウマのような白と黒褐色の横縞模様があるのが特徴です。
体型や毛皮の模様などからシマウマの仲間だと思われがちだが、いくつかの特徴からキリンの仲間であることがはっきりと分かる。
キリンと同じ偶蹄目の動物の特徴として、2つに分かれた蹄を持っている。
奇蹄目に属するシマウマは蹄が1つしかない。頭には毛皮に覆われた2本の角がある。青白く、耳まで届く長い舌を持っている。
またオカピはキリンの先祖に近い動物であることが分かっている。
森林で暮らしていたオカピの仲間から草原に適応したものが現れ、現在のキリンの仲間に進化していったと考えられている。
オカピの生態は主に木の葉を主食としている草食系動物。
長い舌を伸ばして木の葉や草をちぎって食べる。
単独か親子で生活しているが天敵はヒョウがあげられる。
オカピに会える動物園は、
横浜市内のよこはま動物園ズーラシア
同じく横浜市内の横浜市立金沢動物園
東京都台東区恩師上野動物園
で神奈川と東京でしか見られない。
その美しい縞模様やカラダの特徴などを3つの園でチェックしてみてください。