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COLUMN

東邦コラム

2025.03.08

その他

「なんだと…」

「なんだと…」

1年前、私が手に持つ健康診断の結果表には、基準値ギリギリの数字が並んでいた。

毎年の診断結果は良好、デスクワークで少し運動不足だとは感じていたが健康診断で何も引っかからないからOK!と軽く考えていた自分は愚かであった。

体重は変わらないのに体型が変わる、これは30代に入って実感していたが内訳さえ変わってくるとは…。

運動嫌いな私だが、遂に健康の為に「筋トレ」を始めることにした。

 

まず近所にあるチョコザップへ入会し、毎朝30分仕事前に筋トレをした。

襲い来る筋肉痛に耐えながら全ての部位を満遍なく鍛えた。

 

すると、だんだん扱える重量が増えていくことに喜びを感じるようになり体型もちょっとシュっとしてきた。

それと同時に自分の食生活や普段の生活についても見直すようになり、私はかなり健康志向になった。

 

筋トレを初めて1年近くが経ち、日々のローテーションとして筋トレは定着、遂にマシンの最重量も扱えるようにもなった。

ただ、私にはこの環境が自分に相応しくないと感じ始めていた。

チョコザップは本当に「ちょこっと」筋トレやその他サービスを使用しているユーザーが多い。

男梅みたいな顔をして必死にトレーニングをしている者は私だけで、明らかに浮いていた。

 

そんな折、弟がエニタイムに通い始めた。

話を聞いてみるとかなり良さそうで、会費は高かったが思い切って入会した。

どこを見ても自分を追い込むマッチョ、筋肉に真剣に向き合うマッチョ、女性トレーニーだって負けていない。

誰もが高い熱量でトレーニングに勤しんでおり、結果、抜群の好環境で私はホームジムを見つけることができたのだ。

 

今、私の太ももは雄叫びをあげている。

ここから出してほしい、もうパツパツだ、耐えられない、とズボンの中で暴動が起こっている。

体重はトレーニング前から10%増量、服もサイズが合わなくなり明らかにデカくなった自分を感じている。

 

そして、最新の健康診断の結果だが複数の項目で僅かに引っかかっていた。

改善されている数値もあったが、まだまだ自分の身体のためにできることはあると思い、自宅でもトレーニングを始めることにした。

祖父から受け継いだ年季バリバリのダンベルと腹筋ローラーも合わせて、今後も全力で筋トレに励みたいと思っている次第である。

 

将来的に大会に出たい、など大きい目標を掲げているわけではないが

サボらずに頑張った自分を知っている分、自己肯定感は上がったし自信もついた。

 

筋トレは一生涯続けられ、将来の健康への大きな投資となる。

ニュースで102歳のおじいちゃんトレーニーを見たが

本当に外見が若々しく、黙々とトレーニングに打ち込む姿は素晴らしいものだった。

 

皆様も今日から筋トレを始めてみるのはいかがだろうか。

筋トレって素晴らしい。