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COLUMN

東邦コラム

2021.03.29

その他

地獄まで咲け、鋼鉄の夢

地獄まで咲け、鋼鉄の夢

作品は「狂い咲き サンダーロード」(英題 Crazy ThunderLoad)

1980年公開 石井聰亙監督

 

監督がまだ学生時代に卒業制作として発表され、学生映画に関わらず、なんと全国配給が行われた非常に素晴らしい作品です。

 

世界観、音楽、未だに衰えることなく、ファン、いやカルト信者が熱狂的に支えている作品です。

 

劇中歌は泉谷しげるが歌う「電光石火に銀の靴」と言う最高にカッコ良い楽曲が用いられます。

この作品を見ずともこの楽曲は必聴です。

特に弊社社員は必ず聞くべきです。

 

映画としては近未来の日本のとある街「サンダーロード」を跋扈していた暴走族「魔墓呂死」が警察による新道交法を成立を機会に苛烈な戦いに終止符を打ち、休戦協定を結ぶ。

 

しかしその方針に猛反対をするのが主人公で特攻隊長の「仁」であった。

 

仁は魔墓呂死特攻隊を率いて警察と魔墓呂死本隊との休戦協定を襲撃。

尚も新道交法を守ろうとし、休戦協定で誕生した暴走族連合「エルボー連合」との戦いに身を投じていく。

 

憎悪、執念、反骨、洗脳、悪意、全ての負の感情を背負いサンダーロードを駆ける仁の行方は・・・

 

「地獄まで咲け、鋼鉄の夢」をが公開時にコピーとなり、時代や世情を模した最狂映画の一角!

 

必見の価値あり!

 

東邦自動車 物流 カルト映画担当 福井